投稿者「effy」のアーカイブ

effy について

管理人@ギークハウス武蔵小杉/未来のネットを創る仕事@某社研究所/最近の興味:Pomodoro technique, OpenFlow, Objective-C, Social Network, Free Agent, Share, Innovation

試作機二号 〜その2〜

だいぶ長い間御無沙汰してました! 一応、試作機二号のプログラムは完成しました!

っと、その前に燃費のグラフですね。前にも書きましたが、赤がこれまでの平均で、青が実際の燃費です。

2006/10/02.png

最近ガクンと燃費があがってますが、実は信号待ちの間、アイドリングストップをしてみたんです。こんなに変わるものなんですねぇ〜。

というわけで試作機二号の詳細スペック。赤と青のボタンがあるんですが、青のボタンでモードを切り替えられるようになってます。

モード 説明 備考
0 ミラー表示切り替え フロントガラスに反射させて表示させるモードにすることができる
1 スピード表示 小数点以下1位まで表示
2 距離表示 10m単位で表示
3 トータル消費 cc単位で消費した燃料を表示
4 トータル燃費 m/リットル単位で表示。これが一番作りたかった。
5 スピード表示&燃料噴射時間比率
6 信号間燃費 停車→走行→停車の間の燃費をm/リットル単位で表示。
7 トータル燃料噴射時間 バグチェック用。ここで赤ボタンを押すとリセット

これでリアルタイムに燃費が分かるようになりました。やはり、アイドリングは燃費の大敵でした。みるみる燃費が落ちて行くのが分かります。いろいろやるよりも、アイドリングストップでものすごい効果が出るんですねぇ。

2006年9月26日(火)

[おでかけ]LAZONA川崎

まだグランドオープン前だけど、LAZONA川崎行って来た。

アカチャンホンポにいってトレーニングパンツを買ってあげた。

すげー。郊外型のショッピングモールみたい。

川崎、いいかも。

2006年4月21日(金)

[つぶやき]ああ701C

ついに手放すのです。IBM ThinkPad 701C。激しく液漏れしちゃってね。

思えば高校時代。ASCIIのプログラミングコンテストで優勝してもらった賞品でした。ニューヨーク現代美術館にも永久コレクションとして展示されている代物。かなーり愛着があって、ずっと持ってたんだけど…

ついにオークションに出してしまいました。あぁあ。

2006年2月14日(火)

[ガジェット]シリコンなハイビジョン! Xacti DMX-HD1

個人的に、めちゃくちゃほしい。

http://review.ascii24.com/db/review/ce/digicam/2006/02/14/660517-000.html

デジモノ氏のレポートに激しく期待。

http://c-kom.homeip.net/review/blog/archives/2006/02/_xacti_hd1.html

2006年2月3日(金)

[ガジェット]リナザウSL-C700にpukiwiki

最近、あまり使わなくなってきたリナザウに、とうとうApache+PHP+PukiWikiを入れて家庭内サーバにしちゃいました。超省電力、無騒音、非常用電源付サーバです。

2006/02/04000441.jpg

忘れないうちにメモ。

Apache+PHPのインストール

ApacheとPHPが一つになったパッケージをダウンロードしてインストール。いろいろあるんだけど、これが一番安定しているっぽい。

http://www.choup.net/ipaq/linux/apache-1.3.19-php-4.0.5_0.1_arm.ipk

すばらしいっす。ほとんど手を加えなくても、これだけでphpinfo();とか動いちゃうのを見て感動。

まぁ、このままでもいいんだけど、どうせならpukiwikiはSDカードにインストールしたいので、
/home/www/conf/httpd.conf
の、
/home/www/htdocs
の部分を、
/usr/mnt.rom/card/htdocs
に変更する。

httpd起動は、/home/www/bin/httpd -f /home/www/conf/httpd.conf
httpd停止は、kill `cat /home/www/logs/httpd.pid`
自動起動は、ln -s /home/www/bin/apachectl /etc/rc.d/rc5.d/S99apachectl

として、apachectl startで上記httpd起動のコードが動くように書いておく。

オートパワーオフを無効にする

困ったことに、SL-C700はメニューにオートパワーオフを無効にする方法がない。そこで荒業。

/home/zaurus/Settings/qpe.conf
を開く。
[Screensaver]
んところに、

Interval_AC_00 = 900
Interval_AC_01 = 1800
Interval_AC_02 = 3600
Interval_AC_03 = 7200
Interval_AC_04 = 10800
Interval_AC_05 = 14400
Interval_AC_06 = 21600
Interval_AC_07 = 28800
Interval_AC_08 = 36000
Interval_AC_09 = 43200

って並んでいる。これの

Interval_AC_00 = 900

Interval_AC_00 = 0

にしてしまう。すると、省電力の設定のところがこんな画面に!
2006/02/04001720.png
0secondsを選べばオートパワーオフしなくなる。

PukiWikiインストール

あとは、SDカードのhtdocsディレクトリにpukiwikiを突っ込むだけ。なんて簡単な。

普通のサーバと変わらん。

SDカードに入れればいいので、パソコンから設定とかがダイレクトにできてかなり便利。

2006年1月31日(火)

[P2P]開発者が語る“ポストWinny”

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/30/news047.html

写真に写ってしまうかとドキドキした。

2006年1月12日(木)

[つぶやき]親指ポエム

打ち合わせエンドレス

作:effy with au W31S

あまり言って、

打ち合わせエンドレス、俺が。

帰るよ!

来ても、君、欠席。

こと、参加者数、先日、そうですが。

ため駐車、作れる?

てんこ盛りとの。

何も日、抜け寝て、農産。

長谷川、非常に分、返事。

本社まだみて向かって。

免じて物かな。

ヤング、夕食良いよ。

ライトアップ、了解るから、列だよ。

六本木。

悪くてを、もってんじゃ。

2006年1月6日(金)

[つぶやき]今日の検索

どんなに無茶をやっても「それもありかな」なAjax

http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai/ajaxwatch03/02.html

AjaxやWeb2.0に限らず、いろんな形でサービスなどの再利用が簡単にできるようになると、本来の目的とは異なる使われ方も簡単にできるようになって「面白い!使える!」サービスがたくさん出てくる。製作者の意図しないところで役に立つ、そんな事例もたくさん出てくるんでしょうね。

リリース前からブロガーに注目されるFirefox用エクステンション「AllPeers」

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20093962,00.htm

"同社はこのツールがリリースされれば「Firefoxにとって、誕生以来最高の出来事となる」と述べる。"

とあるように、いい意味でも悪い意味でも最高の出来事になるでしょう。

きっとAntinnyみたいなウィルスがはびこって、個人情報が流出して(ry

FirefoxとBitTorrentの威力を合体 友達とファイル共有ができるFirefoxプラグイン「AllPeers」

http://mojix.org/2006/01/04/083028

上記記事に関連して。写真の共有って、キラーアプリになるんでしょうか?

おじいちゃんでも孫でも、誰でも簡単にできるようになったら、キラーアプリにならなるかもしれないですね。自分で撮った写真やビデオを共有するのなら、著作権者と配布する人が同一だから、著作権法的にもOKですしね。配布範囲をしっかりコントロールできれば完璧ですね。

入門篇・ネット時代の「知的生産の技術」(1): 最近の情報フロー

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051228/p3

梅田さんの情報収集術。こういうことをオープンにしてしまう梅田さんの度量に感服。この人は若者に対して、シリコンバレーで一流の研究者、経営者になれ!そのためには俺は身を削ってでも応援するぜ!と本気で思っているすごい人なのではないか。

米Google、携帯電話の通信方式に関する特許を取得

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/01/05/10388.html

まじめに考える必要はないのかもしれないけど、たとえば、ある重要な戦略があって、その中の流れのなかででてきたものだとしたら、ヤバいかも。

The Million Dollar Homepage

http://www.milliondollarhomepage.com/

最近いろんなニュースサイトで取り上げられてすごいことになってますね。

じゃあ俺も!ということになりがちですが、でも二番煎じなサイトは、どこも壊滅状態です。

「2005年の大失言」ハイテク・科学界版

http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20060105102.html

笑ってしまったけど、2005年で起こったことを振り返る意味でも、なかなか面白い記事かもしれないです。

IBM研究者が語る「身元分析技術」の現状と可能性

http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20092672,00.htm

少し古い記事ですが。プライバシーを侵すことなく個人情報を分析する方法、そんなことができてしまうんですね。偽名で書いているWebページなんて、あっさり見破れるんだろうな。

Ten Rules for Web Startups

http://evhead.com/2005/11/ten-rules-for-web-startups.asp

かなり有名だけど、またこのページにぶち当たったので紹介。

Googleにも10箇条のルールがある↓

Google: Ten Golden Rules

http://www.msnbc.msn.com/id/10296177/site/newsweek/

2005年6月26日(日)

[法律]気象情報の著作権

一般的な日本人にとって、毎日必要とされる情報といえば「天気」が挙がってくるだろう。特に梅雨の時期は今日は傘を持っていくべきかどうかを非常に悩む。無くてはならない情報だ。

そんなわけで、ちょっと個人的に、毎朝気象庁のホームページから自分の住む地域の予報のページのソースをダウンロードして、今日の天気の予報をHTMLの解析や変換を行って、自分の携帯へメールで送信する、というプログラムを書いてみた。perlの強力なネットワーク関連機能と正規表現を使えばあっという間にできてしまい、毎度ながら感動を覚える。

そこでちょっと思った。完成度が上がってきたら、完全無料で一般公開してもいいんじゃないかと。でもそれって著作権の問題が出てきそうなので、少し調べてみた。

気象庁はやんわりと断っている

気象庁ホームページ、「著作権・リンク・個人情報保護について

より引用。

「気象庁ホームページ」及びホームページ掲載情報は、日本国の著作権法および国際条約による著作権保護の対象となっています。

ホームページの内容について、私的使用又は引用等著作権法上認められた行為を除き、気象庁に無断で転載、複製、出版、放送、上映等を行うことはできません。

というわけで、これを見る限り一般にメール配信というのはダメそう。しかも、

自動巡回ソフト等による、定期的、自動的な気象データの収集等は、サーバーに負荷がかかる等の理由から、原則としてご遠慮いただいております。

とな! すみません。でも「ご遠慮」であって禁止ではないので、これからも常識的範囲内で使わせていただきます…。サーバーにめたくそ負荷をかけているわけでもないし、ブラウザの代わりにメールで閲覧してるというだけなので。

でもちょっと考えてみよう、もし1000人にメールで配信したら、気象庁サーバは999回分のリクエストの負荷を負わなくてすむんだ、いいじゃないですか!? これはぜひ、やるしかない!(無理やりなこじ付けだ…)

著作権法はどうなってる?

というわけで、さらに調べてみた。まずは著作権法を斜め読み。すると、こんな条文が。

(権利の目的とならない著作物)

第十三条  次の各号のいずれかに該当する著作物は、この章の規定による権利の目的となることができない。

一  憲法その他の法令

二  国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人(独立行政法人通則法 (平成十一年法律第百三号)第二条第一項 に規定する独立行政法人をいう。以下同じ。)又は地方独立行政法人(地方独立行政法人法 (平成十五年法律第百十八号)第二条第一項 に規定する地方独立行政法人をいう。以下同じ。)が発する告示、訓令、通達その他これらに類するもの

三  裁判所の判決、決定、命令及び審判並びに行政庁の裁決及び決定で裁判に準ずる手続により行われるもの

四  前三号に掲げるものの翻訳物及び編集物で、国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が作成するもの

気象庁は「国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人」にあたるわけで、そうすると、気象庁が発する告示、訓令、通達その他これらに類するものは著作物であっても、権利の目的となることができない、って解釈が成り立つっぽい。すると、問題は、天気予報が「告示、訓令、通達その他これらに類するもの」かどうかということだ。

もう少し読み進めると、こんなのもあった。

(引用)

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

2  国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。

明らかに気象庁の天気予報は「一般に周知させることを目的として作成」したものだろう。ということは、特に禁止されていなければ転載できそうだ。ただし「説明の材料として」という条件付き。説明の材料、か…。

んー、総括すると、法律的にはグレー。なにか良い判例とかないのかなあ。御存知の方、お教えください。

みんなの考え

著作権法を斜め読みしても埒が明かないので、みんなはどう考えているのかを調べてみた。

まず過激なのがここ。気象庁の予報データをRSSにしてしまっている!

kenbo.net : 天気予報RSSを公開

つまり、天気予報は「告示、訓令、通達その他これらに類するもの」である、という考えですね。

ただし、私の見解としては「国の機関である気象庁が作成・発表する気象データには著作権は無く、気象データは国民全員のものである」と考えております。もし、そうでないとしたら、税金によって作成された気象データは気象庁の役人や、気象庁にぶら下がっている財団法人のものでしょうか?そして、将来的に行われるであろう地震予知の情報も、有料で国民に販売するつもりなのでしょうか?

と、言い切っている。気持ちがいい。

続いてこちら(Webビジネスコンサルタントのネタ帳)は、本来、予報は無償で提供すべきだけど、政治的に難しそう、という立場。

もしも天気予報がXMLだったら - その1 XMLとは?

もしも天気予報がXMLだったら - その2 できない理由

2002年6月、気象庁は、気象庁のWebサイトで天気予報の掲載を始めた。 XML形式ではなく、ごく一般的なHTML形式のホームページだ。このとき、気象情報会社の各社から「官による民業圧迫にあたる」 といったクレームがあがり、ちょっとした騒動になったのだ。

さらに、「できない理由」のほうのコメントには、元民間天気屋という名前での書き込みがあり、非常に興味深い内容となっているので御参照を。

気象予報ビジネスと、それにまつわる闇の部分。このあたりに殴りこみをかけると、なんか面白いことができそうだ。