では、今回も恒例の燃費表から。
燃費計をつけたおかげで、いろんなことがわかり、実際に実践してみると燃費が向上しました。高速道路で走るのと同じぐらいの燃費の、リッター18キロに到達しました。でも、さすがに3〜4km程度の短距離走行を繰り返していると、かなり燃費が悪くなりますねー。近場は自転車を使えってことですかね。
最近は、インジェクター信号の解時間の積算と消費燃料量の比率がなんとなくわかってきたので、燃費を表示するモードを新たに付け加えて走ったりしています。
省エネ運転のコツ?
アイドリングは燃費の大敵!
まずわかったことは、アイドリングをしていると、かなり燃費が悪くなるということです。実は、すーっと走っている状態では、リッター20〜30キロ台は簡単に出てしまうんです。しかし信号で止まると、みるみる燃費が悪くなっていきます。信号待ちの間に、実にリッター17キロぐらいにまで落ちてしまうんです。なので、信号が赤になっているのを遠くで見つけたら、青になるタイミングに通過できるようにスピードを調整します。アクセルを踏み続けているのは無駄ですね。
特に、踏切が降りてきたときや、経験上この信号は待ち時間が長いと分かっているときなど、長時間停止する場合は、エンジンを切ってしまいます。当たり前のことですが、走行中には絶対にエンジンを切らないように!
フューエルカット状態を最大限活用する!
次に、走行中にアクセルから足を離すとエンジンブレーキがかかりますが、たいていの場合はそのときフューエルカット状態になって、燃料供給が停止されます。この状態を長く保てば保つほど、燃費は向上します。理論上、その間は燃費は無限大になるわけですから。んで、この燃料計のおかげで、ジーノのフューエルカットに関する面白い特性もわかりました。特性というか、そのようにECUでプログラミングされているんでしょうけど。
実は、十分暖機運転した後でも、約2000回転以下からエンジンブレーキをかけた場合は、フューエルカット状態にならないばかりか、アイドリング状態よりも燃料を消費するんです。今までは、その回転域でもよかれと思ってエンジンブレーキをかけていたので、かなりショックでした。
ただし、もちろん2000回転以上からエンジンブレーキをかけていったんフューエルカット状態になった場合は、エンジンブレーキをかけている間、1000回転ぐらいまでその状態が続きます。ただしアクセルを一瞬でも踏んでしまったり、クラッチを離した瞬間にはその状態はキャンセルされるので、そうならないように注意して運転します。
というわけで、フューエルカット状態に関しては、運転中は以下のようなことについて注意して運転することにしました。
- 遠くの信号が赤になったら、できるだけ上位のギアで、かつ2000回転以上になるようにエンジンブレーキをかける。
- エンジンブレーキをかけはじめるタイミングは、信号の直前で回転数が1000になるような位置にきたとき。
- その位置に来るまでは、ニュートラルにしてエンジンはアイドリング。
- 2000回転以下でエンジンブレーキをかけているときは、特に事情のない限りアクセルもクラッチも踏まない。
- トップギアで回転数が惜しくも2000回転に少し満たないときは、少しスピードを出してからエンジンブレーキをかける。
ほかにも細かいことはありますが、基本的には以上のことを実践することで、かなり燃費はあがるみたいです。